検索エンジン対策（SEO）とは
検索エンジン最適化（SEO）
検索エンジン最適化（SEO）という言葉はホームページやブログを運営されている方ならば聞いた事があると思います。ホームページを閲覧するのみの方は聞いたことが無い方が多いと思います。
検索エンジン最適化（SEO）とは特定のキーワードが検索エンジンで上位に表示されるようにする施策です。一般的に意識せずにホームページやブログを開設すると、多く検索されることはありません。
インターネット上で商品を販売したいような場合には、検索エンジン最適化（SEO）が必要となりことはご理解出来ると思います。あるいは趣味のブログであっても、それなりに多くの人に閲覧してもらいたいのであれば、検索エンジン最適化（SEO）は必要になります。
ちなみに、SEOとはSearch Engine Optimizationの略で検索エンジン最適化はそれの直訳です。
SEO対策とは
SEO対策とは特定のキーワードが検索エンジンから検索結果として上位に表示されるようにすることです。ここではそれらの仕組みの一部を説明します。
ロボット型検索エンジン
ホームページをクローラないしスパイダーと呼ばれるロボット（これはソフトウェアです）が自動的に巡回し、そのホームページにある文章を単語レベルにインデックスしていきます。リンクも巡回対象とします。巡回して取得したデータ全てが検索対象となります。ディレクトリ型検索エンジンというものもありますが、ロボット型検索エンジンがSEOの対象となります。
タイトル
HTMLのソースを見たことは無いと思いますが、インターネットエクスプローラーでしたら、画面を右クリック→ソースの表示で見ることが出来ます。
これがHTMLのソースというものです。マークアップしてある箇所がタイトルになります。
タイトルとはWindowsのアプリケーション共通です。インターネットエクスプローラーであれば、最上部の左側に現れている言葉です。今見ているこのページでは「検索エンジン対策とは」となっていますので確認してみて下さい。EXCELやWORDでは次のように最上部の真ん中ないし左側（バージョンによって異なります）に表示しています。
この<title>タグはSEOにて最重要視されます。ここにホームページのタイトルを記述する訳ですが、ここに記述したキーワードこそが検索した際の検索キーとなります。つまり、タイトルに記述したキーワードが検索エンジンから検索されるようになります。
但し、それは必ずしもではありません。その当たりがSEOがビジネスとしても成り立っている要素のようです。
テキストマッチング
テキストマッチングとはホームページ上のテキスト文字をうまく使い構成さることです。検索エンジンはホームページ上のテキスト文字しか読みとることが出来ません。
画像だけのホームページでは何も読みとれません。<title>タグは重要であると検索エンジンは判断しますし、その他のタグ、<strong>、<b>、<h1>、<h2>内に書かれた文字も重要視されます。
キーワードの密度も重要視されます。「春夏秋冬」という文字列で「春」のキーワード密度は4文字の内の1文字ですから、1/4となり25％です。
キーワードの密度=キーワードの出現回数/文字の総数×100となります。
例：
「おいしいブドウを販売するあかさたな農場」
よりも
「おいしいブドウのあかさたな農場ではおいしいブドウを販売しています」
のほうが効果的です。
リンクポピュラリティ
検索エンジンはそのホームページが外部のホームページから多くのリンクを受けると、そのホームページを高く評価をします。
また、評価の高い（人気のある、上位検索されている）ホームページからリンクを受けているとさらに高い評価を受けます。
例えば、google検索で「退場」というキーワードを入れてください。Yahoo!JAPANが１位に表示されます。これは、アダルトサイトの年齢認証で１８歳未満の場合リンク先をyahooに向けているからです。数多くのリンクされると上位表示される事例です。
SEOスパム行為
SEOでのスパム行為とは、テクニックを悪用し上位に検索されることを目的として検索エンジンを騙そうとすることです。
検索エンジンがスパム行為を行っていることを知ると、ペナルティが与えられます。最悪、ホームページは検索エンジンから削除されます。
SEOスパムのいくつかをご紹介します。
背景色と同じ色でキーワードを書き込む（人間には読めませんが、検索エンジンのみに読ませる事を目的とします））
人間の目に見えないほど極端に小さなフォントでキーワードを書き込む
極端に同じキーワードを頻発させる
極端に短時間で非常に多くのリンクを受ける
お金を支払いリンクしてもらう
