サブネットマスク概要

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サブネットマスクとデフォルトゲートウェイ概要

サブネットマスク

クラスCのネットワークIDは192.168.0.xxxとなり、xxxはネットワークに接続するコンピュータへ配分できるホストIDです。最大ホスト数は254台です。
家庭や商店や小企業ではこのホスト数、1つのネットワークで十分ですが、全国にわたって事業所、営業所がある場合、1つのネットワークでは保てません。そこでネットワークを事業所、営業所、部門ごとに分け、それぞれのネットワークに対してIDを割り振ることにします。

例えば クラスBのネットワークで128.100.10.1
というIPアドレスでは 128.100 は会社のネットワークIDで、 10は本社のサブネットで、1がホストIDということになります。
このようにIPアドレスのホスト部分を分割した場合、そのことをコンピュータに対して明示的に伝える必要があります。そのためサブネットマスクを使います。

クラスBのデフォルトのサブネットマスクは255.255.0.0です。

例えばサブネットマスクが255.255.255.192の場合、ホストA128.100.10.12は128.100.10.0のサブネットにあり、ホストB128.100.10.73は128.100.10.64のサブネットにあるため異なったサブネット上にあることになります。

クラスBのサブネットマスクのサブネット数とホスト数は次のようになります。

サブネットマスク

クラスCのサブネットマスクのサブネット数とホスト数は次のようになります。

サブネットマスク

この関係から分かるように、例で何故255.255.255.192を使う必要があるかというと、これはサブネット数を増やしたいためでなく、一つのサブネットを区切るためです。ホスト数が62ということはサブネットが2つに分割されていることであり、ブロードキャスト等のトラフィックを抑えるために有用です。

デフォルトゲートウェイ

デフォルトゲートウェイはローカルサブネットや他のネットワークに接続されたコンピュータで、インターネットワーク(クローズされていないLAN)内の他のネットワークのネットワークID情報を所有しており、これらのネットワークへ到達する方法も知っています。デフォルトゲートウェイはインターネットワーク内の他のネットワークのネットワークIDを知っているので、指定された送信先に接続するゲートウェイに実際にパケットが配信されるまで、他のゲートウェイにこのパケットを転送することができます。一般的にルータがこれに該当します。


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